今回はいつものテイストと変えまして、個人的な考えをずらずらと書き連ねます。読みにくい点はご容赦m(_ _)m
カーフィルム施工を考える前に、知っておいてほしいこと
カーフィルムを検討している人と話していると、「いくらで貼れますか?」「どれくらい濃くできますか?」という質問から入るケースが本当に多い。
もちろん価格も濃さも大事なんだけれど、それだけで選んでしまうと、あとから「思っていたのと違う」「こんなはずじゃなかった」という後悔につながりやすいと日々感じている。
カーフィルムは、見た目を変えるパーツであると同時に、「暑さ・眩しさ・プライバシー・安全性」まで含めた”快適装備”だと考えている。
だからこそ、本来は「自分や家族にとってどんな車内空間にしたいか」「どれくらい長くその車に乗るつもりか」といったところから逆算して選んでいくべきものだと思う。
「価格」や「濃さ」だけで選ぶと失敗しやすい理由
極端な話をすると、安いフィルムを濃く貼るだけなら、どこに頼んでもそれなりの見た目にはなる。
ただしその裏側には「夏でも夜でも見えづらくて運転が怖い」「数年で変色や剥がれが出る」「車検で指摘される」といったリスクが潜んでいる。
一方で、きちんとしたフィルムを、きちんとしたやり方で貼ると、「見た目は落ち着いているのに、暑さはしっかり抑えられている」「夜間の視界も確保されていて運転しやすい」といった”じわっと効いてくる快適さ”が長く続く。
この差は施工直後の写真だけでは分かりづらく、数年単位で使って初めて「どこで施工したか」が効いてくる部分だと感じている。
僕がJAFA(日本カーフィルム協会)に所属しているのは「学び」と「責任」のため
JAFAは、カーフィルム業界の健全な発展を目指して活動している団体だ。
各メーカーの新製品や施工技術、法令・車検基準などを、全国の会員と一緒に学び続けるための場でもあり、「ユーザーに対して嘘のない情報と施工を提供しよう」という共通の意識を持った仲間の集まりでもある。
僕自身がJAFAに所属し続けているのは、「自分の店だけ良ければいい」とは思っていないからだ。
この業界全体が信頼されるかどうかは、一軒一軒の店の姿勢次第で決まる部分が大きいと感じていて、その中で、自分も責任を持って関わりたいと思っている。
JAFAという協会と、中部支部での具体的な取り組み
JAFAは全国で7つの支部に分かれていて、それをまとめる本部を合わせると8つの組織で成り立っている。
地域ごとに事情も違うし、扱っている車種やユーザー層も違うので、「全国一律」ではなく、エリアごとの顔があるのも特徴だと感じている。
僕が所属しているのは、そのうちの一つである中部支部。
現在僕は副支部長として活動していて、来期からは支部長として、さらに一歩踏み込んだ形でこのエリアのフィルム業界に関わっていく予定だ。
全国を7支部+本部で支えるネットワークという強み
カーフィルムの世界は、ここ数年だけを見ても材料の進化がかなり速い。
赤外線カット性能、紫外線カット、可視光線透過率のコントロール、内外観の色味、安全基準とのバランスなど、毎年のように新しい仕様や考え方が出てくる。
全国に支部があることで、「地域ごとにバラバラの知識」ではなく、共通の土台を持ちながら、それぞれのエリア事情に合わせた情報交換ができる。
これは一店舗だけで情報を追いかけていると絶対に得られない強みで、「今、どこまでをユーザーに提案できるのか」を常にアップデートしていける仕組みだと思っている。
中部支部で積極的に行っている各カーフィルムメーカー協賛の製品勉強会
中部支部ではここ最近、3M、リンテック、IKCS、ブレインテックといった主要フィルムメーカーの協力を得て、定期的に製品勉強会を開催している。
新製品の特性や貼り方のコツ、既存品との違い、注意すべきポイントなどを、メーカー担当者と現場の施工店が直接やり取りしながら確認していく場だ。
こういった勉強会を支部として主催することで、「誰か一人が詳しい」のではなく、「支部全体の底上げ」ができる。
結果として、中部エリアのユーザーに対して「どの加盟店で施工しても、一定以上の安全・安心・信頼を届けられる状態」に近づけていけると考えている。今後は記述メーカー以外でも、良い製品が出てくれば積極的に勉強会を開催してみなさまにご提供できるものかどうかの見極めをし続けていく所存です。
支部全体で「安全・安心・信頼」を届けるために整えている体制
カーフィルムは、見た目だけの話では済まない。
透過率の基準を守ることはもちろん、視界性の確保やガラスへの負担、運転支援システムへの影響など、きちんと理解しておかなければいけない要素がいくつもある。
中部支部としては、単に「貼り方がうまい」だけではなく、「法令や安全面を理解したうえで、ユーザーに説明できる施工店」を増やしていくことを重視している。
そのために、勉強会だけでなく、日頃から情報共有や相談ができる関係づくりにも力を入れている。
「貼るだけの仕事」では終わらせない、僕の想い
正直に言うと、カーフィルムの施工は「貼るだけ」の作業に見えるかもしれない。
でも実際には、その前に「ユーザーの車の用途は何か」「どれくらい長く乗る予定か」「運転スタイルはどうか」「予算はどのくらいか」といったことを丁寧に聞き取って、その人に合ったフィルムと透過率を選ぶ必要がある。
そして施工後も、「使い心地はどうか」「何か気になることはないか」と気にかけ続ける。
これが「貼るだけの仕事」と「プロの施工」の違いだと、僕は思っている。
施工店選びで大切にしてほしいこと
カーフィルムを検討している人には、ぜひ「価格」や「濃さ」だけでなく、「この店はちゃんと説明してくれるか」「法令や安全面を理解しているか」「施工後のサポートはどうか」といった点も見てほしい。
特に、JAFAに加盟している店は、少なくとも「業界の基準を学んでいる」「最新の情報にアクセスできる環境にある」という点で、一定の信頼性があると考えている。
もちろん、JAFAに加盟していなくても良い店はたくさんあるし、逆に加盟していても、その店の姿勢次第ではある。
ただ、僕自身は「学び続ける姿勢」と「業界全体への責任感」を持った店で働きたいし、そういう店を中部エリアに増やしていきたいと思っている。
せっかく要職を任されるなら、やってみたいこと。
来期からJAFA中部支部の支部長に任命される予定です。だからと言って何か大きなことをするわけでもなく、コツコツと会員増強活動を通じながら、JAFAの理念・カーフィルムの健全な発展に寄与するべく粛々と活動をするだけなんですが、、、せっかくなら自分が出来そうなこと、自分だからこそお役に立てそうなことを少しでもやってみたいという思いです。
具体的には、支部内での勉強会の頻度を上げる、メーカーとの連携を強化する、支部内での情報共有をより活発にする、それらに合わせて業界全体のIT化(DXなど)による一般ユーザーに対してのユーザビリティーの向上への取り組み、みたいなことを考えている。
そして何より、「中部エリアのユーザーが、カーフィルムを選ぶときに、安心して選べる環境」を作りたい。そのためには、支部全体のレベルアップが必要で、それは一朝一夕にはいかないけれど、一歩ずつ進めていきたい。
まとめ:カーフィルム選びは「価格」や「濃さ」だけで決めないでほしい
カーフィルムを検討している人に伝えたいのは、「価格」や「濃さ」だけで選ぶのではなく、「自分や家族にとってどんな車内空間にしたいか」から考えてほしいということだ。
・事故の際のガラス飛散防止などの安全性向上
・酷暑から家族を守る車内空間の快適性向上
・プライバシーと防犯性能の向上
・経年劣化に対する車検対応などの安心度
施工店を選ぶときはこれらのことを、「この店はちゃんと説明してくれるか」「法令や安全面を理解しているか」「施工後のサポートはどうか」といった点まで見てほしい。
JAFAに加盟している店は、少なくとも「業界の基準を学んでいる」「最新の情報にアクセスできる環境にある」という点で、一定の信頼性があると考えている。
僕自身は、JAFA中部支部で学び続けながら、「貼るだけの仕事」では終わらせない、プロの施工を提供していきたいと思っている。
中部エリアでカーフィルムを検討している方は、ぜひ一度、スタートラストにご相談いただきたい。価格や濃さだけでなく、「あなたにとって最適なフィルム選び」を一緒に考えさせていただきたい。
カーフィルム施工について、詳しく知りたい方はこちら
スタートラストでは、JAFA中部支部での学びを活かし、お客様一人ひとりに最適なカーフィルム選びをご提案しています。
フィルムの種類や透過率、料金、施工事例など、詳しい情報はカーフィルム専用ページでご確認いただけます。
また、フィルム選びで迷っている方、他店との違いを知りたい方、施工後のサポートについて知りたい方など、どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが丁寧にお答えします。

