コーティングの善し悪しは、間違いなく研磨で決まる! #ボディー研磨 #プジョー407 #親水型コーティング
2022/12/12
なかなかハードな状態のお車が入庫してきました!
プジョー407、黒系メタリックです。このボディー状態から想像するに、おそらく洗車機をかなり多用していた様子。また、ほぼずっと青空での駐車だったんじゃないかなー?と。
理由は、①塗面クリア膜が劣化(白くボケている)のと、②雨シミがクレーター状まで陥没しているのと、そして③油状の被膜が塗装の上に積み重なっている状態なんですね。
このような状態の場合、まずは表面に堆積している油状の被膜およびクリア膜の白濁面をしっかり研磨で落とし、そこから陥没しているクレーターを薄くしていくという「最低3工程」を入れなければいけません。
上の写真が、ボンネットの左前部分を2工程目まで入れた状態です。境目をアップにすると
わかりますか?白濁した面はクリアになってきれいな状態ですが、クリアな面にさらに凹凸&細かな線キズが付いていますでしょ?
※ボンネットに映り込んだライトの周りを見てください。
要するに、2工程目までは本当の研磨ではなく「おそうじ研磨」なんです。表面にへばりついている汚れや劣化分を取り除くと、ようやく塗装面に発生している本当の症状(線キズやスケール痕など)が見えてきてくれます。ここからが本来の磨き、ということになる訳ですね。
こんな状態のボディーだったものですから、しかもAgent-T(代表者です)が久々に腕を振るう!という事もあり、気合を入れて朝7時から研磨start!
5時間ぶっ通しでポリッシャーを回し続け、12時過ぎにポリッシュをフィニッシュ!
エンブレム清掃頑張りましたが、これが限界っす。これ以上の仕上げをする場合は
・エンブレムの取り外し→研磨→エンブレムの新品を再度取り付け
が必要になりますので、ご理解下さいませm(__)m
少し深めの線キズや堀の深いスケール痕はどうしても残ります。
表面がキレイになればなるほど、今まで見えていなかった症状が気になってしまう、という状態。
こればっかりは仕方ありません・・・
いや~、久々にフルパワーで磨き続けたのでめちゃくちゃ腹が減りまして(笑)このあとそっこー飯を食いに行きました👍
昼食後から 洗車→最終ディテール作業→親水型コーティング(1rayer)施工→仕上げ でフィニッシュです!
一晩乾燥させてから、最終確認を明日させていただきます。
ちなみに、ドア回りも結構いたんでいましたので、頑張ってお掃除させていただきました♪
正直なところ、まだまだ磨けばもっとキレイになりますし、もっとキズも消せます。が、時間をかければかけるほど「お客様にその作業費用を負担していただく必要が出てきます」。
当店では、コーティング費用に含まれている研磨費用分の範囲で、いけるところまで磨きこむようにしていますので、「プロとしてこれぐらいの仕上がりでどうですか?」という水準までもっていっています。が、100%まで磨いている訳ではないという点だけご理解下さい。今回ぐらい症状が進んでしまっている場合は、鏡面研磨という状態まではなかなかいけません。別途費用のお話をしなければなりません。が、新車や新古車、あるいはそれほど症状が進んでいないお車に関してはほぼ100%か100%以上の水準まで磨きこんでいます。
お車の状態によって、研磨後の状態はどうしても変わってしまいますので、もしオーナー様が強く希望される水準がおありでしたら、ご入庫時のお打ち合わせの際に遠慮なく「こうしてほしい!ああしてほしい!」とスタッフへお伝えください。しっかりお打ち合わせさせていただきます。
いや~、それにしても今日は久々にポリッシャーをぶん回しました!磨きってやっぱり楽しいですわ。
キレイにするというお仕事、僕は死ぬまでやめれないです♪
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