TOYOTA LANDCRUISER-PRADO 202塗装の線キズ消し
2022/12/02
愛車をとても大切にお乗りのM様。
すこし遠出をされた際、「慣れない土地でやってしまった・・・」と悲痛な連絡が入りまして。お聞きすると「ゴムポールにバンパーが当たってしまい、キズが入った」との事。
わー、、、バンパーかー、、、バンパーは磨きにくいパーツなんですね。なので(磨けるかなー?しかも最強難易度の202カラーだしなー、、、)と不安だらけの僕(笑)
ありゃりゃりゃりゃ、、、結構キズいっちゃってます。。。
まずは、表面のデコボコを平らにしていきます。
恐ろしい事になってますでしょ?(笑)やってるほうもドキドキですから(^^ゞ
ここからは、トヨタの面倒な塗装との格闘です。
【1にも2にも、熱を入れずに磨ききる!】
これが202を鏡面状にする鉄則です。
(もちろん、使用するツールやコンパウンドも専用に開発したものじゃないとキレイには仕上がりません。)
この状態で半分完成。
ここからさらに202の為の仕上げをしていきます。
正直なお話、202を完全無傷(目では視認しにくいバフキズなどまで消す)にすることは、とても時間と労力がかかります。時間と労力がかかる=費用に上乗せしなければなりません。でも、そこまでお客様は求めているのか???という点が問題なんですね。
上の写真、特殊なライトを当ててようやく見えるようなキズがあります。でも、外に出すと見えないキズなんですね。これを消すか?消さないか?で費用が倍ぐらい変わってきます。もちろん事前にお客様とお打ち合わせの上作業を進めますが、ほとんどのお客様は写真の仕上がりでとても満足していただけます。
ちなみに今回の施工費用は、コーティングの再施工(2回塗り)まで含めて15,000円!とても良心的だと思うんですが・・・(笑)
愛車のキズだけでなく、オーナー様の心のキズまで取る作業だと思っています♪
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