タントのくすんだヘッドライトをクリーニング&保護フィルム施工♪
2022/12/09
ヘッドライトの黄ばみ、白ボケ、細かなひび割れのようなキズetc...、このような症状でお悩みの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
ヘッドライトは「重要保安部品」と言いまして、シートベルトやハンドル、ブレーキといった ”車の安全性において非常に重要な役割を果たす部品” という位置付けの部品です。なので、ヘッドライトが黄ばんでいたり、曇っていたり、割れていたりすると、光量が足りないという事で車検が通らないという事になってしまいます。光量が足りないと、夜間の走行時に前方が見にくいなど危険度が増します。もしご自身の愛車にこれらの症状が発生してしまったら、なるべく早めにディテーリングショップでクリーニングをしてもらい、ヘッドライトをクリアな状態にしましょう。
目次
ヘッドライトに発生する症状について
ヘッドライトに発生する症状には、大きく分けて3つあります。
①黄ばみ(黄変)
ヘッドライトはポリカーボネートという樹脂で出来ています。樹脂は、ほぼすべての素材で経年劣化します。特にヘッドライトの樹脂は紫外線の影響を大きく受ける為、青空駐車をしている車の場合、早ければ新車から2年後ぐらいから少しずつ変色が始まってしまう車種もあるんです。
②白ボケ(白濁)
このような症状を経験されたことがある人は、かなり多いのではないでしょうか?この症状は我々の業界で ”クリア劣化” と呼んでいます。皆様がお乗りになられているお車のほぼすべての車種で、ヘッドライトの表面にハードコートという被膜が施されています。いわゆるクリア被膜と言います。この被膜がUV等によって劣化すると、写真のように白濁が発生します。
※さらに症状が進むと ”クリア剥がれ” という状態になります。①でご紹介した黄変は、クリア剥がれの後に発生する事が多いです。
③表層割れ(ひび割れ)
ヘッドライトを点灯させた時に、よく見える症状です。この症状は輸入車に多く見られますね。実はこの症状は、②でご紹介したクリア被膜がひび割れている状態なんです。輸入車のクリア被膜は日本車と比較するととても硬く、日々の温度差などによってヘッドライト自体の伸縮に耐え切れず細かくひび割れてくるんです。
愛車のヘッドライトに発生する症状としては、おおまかにこの3つぐらいだと思います。これらが発生した時は、発生した症状に合わせてクリーニングを行わないといけません。変なクリーニングを行うと、予期せぬトラブルが発生してしまう事もありますので、DIYをお考えの方はじゅうぶん注意して施工するようにしてください。
今回は「②白ボケ」の症状を解決します
今回ご入庫いただきましたのは、ダイハツのタントです。かなり白濁しています。
少し黄ばみも発生していますね!
専用の工具と溶剤で研磨する
研磨途中の画像は撮れませんでした(さすがに研磨しながら自撮りはできない(笑))
研磨後の写真です。
ヘッドライトを強力に保護するプロテクションフィルムを施工
せっかくキレイに研磨しても、一度白ボケや黄変が出てしまったヘッドライトは、早ければ3か月~半年でまた同じような状態になってしまいます。今まではコーティングを施工する事で少しでも症状の発生を遅らせようとしてきたのですが、技術の進歩によって、ヘッドライトをUV劣化から強力に守ってくれる商品が登場しています。
それが、プロテクションフィルムです。
このように、ヘッドライト表面にプロテクションフィルムという透明のフィルムを貼ることで、製品によっては10年ぐらい白ボケや黄ばみ、表彰割れが発生しなくなるんです。
愛車をあと2年以上はキレイに、安全に乗りたい!とお考えの方は、プロテクションフィルムの施工を強くおすすめします!!
※プロテクションフィルムは「飛び石やキズから強力に守る」という効果もありますので、新車の時にプロテクションフィルムを施工すると、最長10年はヘッドライトの事でやきもきする事はないでしょう(笑)
フィルム施工後
最後に
今回施工した内容は、以下の通りです。もし施工をお考えの方はぜひ参考にして下さい♪
【定価】
・ヘッドライトのクリーニング:両眼で18,000円税別
・ヘッドライトプロテクション:両眼で25,000円税別
・施工時間:約5時間
(今回のタントは、「リピーターの方だった&当店のキャンペーン期間だった」という事で、上記価格がなんと、33,000円までディスカウント!!!いいお店でしょう?^^)
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