プロテクションフィルムを検討されているみなさまに、まず最初にお伝えしたい重要な結論があります。
それは、プロテクションフィルムでメーカー保証があるのはXPELのみであり、店舗保証はほぼ機能していないという現実です。
なぜなら、プロテクションフィルムは超高級材料のため、万が一のクレーム対応を店舗が行うと、店舗側が完全に赤字になってしまうからです。
よほど信頼できる優良店舗でない限り、店舗保証によるクレーム対応は期待できません。
そのため、どのお店でどのフィルムを貼るか、事前によく調べたうえで慎重に検討されることを強くお勧めします。
店舗保証があっても、実際には対応してもらえないということですか?
残念ながら、高額な材料費のため、多くの店舗ではクレーム対応が困難なのが現実です。メーカー保証があるXPELを選ぶことが最も確実です。
- プロテクションフィルムでメーカー保証があるのはXPELのみという事実
- 店舗保証が機能しない理由と現実
- 中国製安価フィルムが引き起こす深刻な被害とリセールバリュー低下の実態
- 後悔しないプロテクションフィルム選びの具体的な方法
なぜ店舗保証は機能しないのか?その現実的な理由
多くの施工店が「店舗保証」を謳っていますが、実際にはほとんど機能していないのが現実です。
その理由は、プロテクションフィルムが非常に高額な材料であることにあります。
店舗が赤字になるクレーム対応の現実
プロテクションフィルムの材料費は、車種や施工範囲にもよりますが、数十万円から百万円を超えることも珍しくありません。
万が一、フィルムに問題が発生し、店舗保証で対応するとなると、店舗側は以下のコストを負担することになります。
- 新しいフィルム材料の購入費用
- 古いフィルムの剥離作業にかかる人件費
- 新規施工にかかる人件費と時間
- 作業中に使用する各種消耗品の費用
これらを合計すると、店舗の利益を大きく上回るコストとなり、完全に赤字になってしまいます。
そのため、多くの店舗では、たとえ店舗保証を謳っていても、実際のクレーム対応を避ける傾向があります。
店舗保証があるのに、対応してもらえないのは詐欺では?
例えば保険の契約書のように、「〇〇の場合は対象外」などかなり細かな規定をして、実質保証が効かないような内容になっている保証書があるんです。
メーカー保証と店舗保証の決定的な違い
プロテクションフィルム業界において、メーカー保証を提供しているのはこの記事の執筆時点(2025年11月)時点でXPELのみです。メーカー保証とは、製品に問題が発生した際に、メーカー自体が責任を持って対応する保証です。
これに対し、店舗保証は、個々の店舗が独自に提供する保証であり、店舗の経営状況や判断によって対応が左右されます。
これが、メーカー保証と店舗保証の決定的な違いであり、XPEL製品を選ぶ最大の理由の一つです。

中国製安価フィルムが引き起こす深刻な被害とリセールバリュー低下の実態
現在、市場には中国製の安価なプロテクションフィルムが大量に出回っており、被害者が続出しています。実際に発生しているトラブルの具体例については、こちらの記事で詳しく解説しています。
これらのフィルムは、一見するとXPELなどの高品質フィルムと見分けがつきにくく、価格の安さから選ばれることが多いですが、数年後には深刻な問題を引き起こします。
リセールバリューを下げる安価フィルムの実態
多くの方が、リセールバリューを高めるためにプロテクションフィルムを施工します。リセールバリューを維持するためのポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
しかし、中国製の安価なフィルムを選んでしまうと、結果的にリセールバリューを下げる原因になってしまうという、本末転倒な事態が発生しています。
その理由は以下の通りです。
- 数年で黄ばみやひび割れが発生し、外観が著しく損なわれる
- 剥がす際に強固な糊が塗装面に残り、除去に高額な費用がかかる
- 最悪の場合、塗装自体が剥がれてしまい、再塗装が必要になる
- 査定時に劣化したフィルムや糊残りがマイナス評価となり、査定額が下がる
これらは、リセールバリューを高めるどころか、逆に大幅に下げてしまう結果につながります。
安いフィルムを選んだら、本当にリセールバリューが下がってしまうのですか?
はい、劣化したフィルムや糊残りは査定時に大きなマイナス要因となり、結果的にリセールバリューを下げてしまいます。一部の粗悪フィルムにより、再塗装が必要になったお車もあります。
実際に発生している深刻な被害事例
私が実際に目にしてきた、中国製安価フィルムによる被害事例をご紹介します。
事例1:施工から3年で全面劣化
高級車に中国製の安価なフィルムを施工したお客様のケースです。施工から3年ほどで、フィルム全体が黄ばみ、表面に無数の細かいひび割れが発生しました。
剥がそうとすると、劣化した糊が塗装に強固に固着し、除去作業に数日を要しました。最終的に、微細な糊の残りが完全には取れず、その部分の再塗装が必要になりました。
再塗装費用は、当初のフィルム施工費用の約2.5倍に達し、さらに査定時に「フィルム施工歴あり、再塗装歴あり」として評価が下がりました。
事例2:ヘッドライトのクリア層まで剥がれたケース
ヘッドライトに貼られた中国製の安価なフィルムが黄ばみ、夜間の視認性に影響が出たため、剥離を試みたケースです。
しかし、剥離作業中に、塗装同様にヘッドライトのクリア層まで剥がれてしまい、ヘッドライトユニット全体の交換が必要になりました。
交換費用は、フィルム施工費用の約3倍に達し、さらに車両の価値そのものが大きく損なわれました。
事例3:店舗保証が機能しなかったケース
「5年保証」を謳う店舗で施工したフィルムが、2年で劣化したケースです。
お客様が店舗に連絡したところ、「材料費が高額なため対応できない」「施工ミスではなく、製品の経年劣化である」などと理由をつけて、保証対応を拒否されました。
結局、お客様が自己負担でフィルムを剥がし、再塗装を行うことになり、当初の目的とは正反対の結果となりました。
店舗保証があっても、実際には対応してもらえないことがあるのですか?
残念ながら、高額な材料費のため、多くの店舗では保証対応が困難です。メーカー保証があるXPELを選ぶことで、このリスクを回避できます。
後悔しないプロテクションフィルム選び:メーカー保証があるXPELを選ぶ理由
プロテクションフィルム選びにおいて、メーカー保証があるXPELを選ぶことが、最も確実で後悔しない選択です。
XPELが唯一メーカー保証を提供できる理由
XPELが、プロテクションフィルム業界で唯一メーカー保証を提供できる理由は、製品への絶対的な自信と、長年の実績に基づく信頼性にあります。
XPELは、ペイントプロテクションフィルム業界のパイオニアとして、非常に長い歴史を持ち、世界中で培われた確かな実績を誇ります。大手自動車メーカーと車両保護ソリューション開発で提携している点からも、その技術力と信頼性の高さは明らかです。
約10年間のメーカー保証は、フィルムの変色、ひび割れ、剥がれといった品質上の問題に対して適用され、万が一の際にも、XPEL社が直接責任を持って対応します。
XPELの圧倒的な品質と性能
XPEL製品が選ばれる理由は、メーカー保証だけではありません。
自己修復機能により、日常の軽微な擦り傷やスクラッチが、太陽の熱やお湯をかけることで自然に消えていく革新的な特性を持っています。
さらに、約10年間持続する保護性能と透明度の高さにより、長期にわたって愛車の美しさを維持します。
紫外線(UV)と赤外線(IR)を効果的に反射させることで、ヘッドライトの黄ばみや白ボケ、窓モールの白錆といった樹脂パーツの劣化も長期的に防ぎます。
そして、将来フィルムを剥がす際のトラブルが極めて少ないことも重要なポイントです。
XPELは専用設計された接着剤を使用しており、塗装を傷めることなく、きれいに剥がすことが可能です。
これにより、数年後に愛車を売却する際や、新しいフィルムに貼り替える際に、リセールバリューを損なうことなく、賢明な選択ができます。
どのお店でどのフィルムを貼るか?慎重な検討が必要な理由
プロテクションフィルムの施工は、製品選びと施工店選びの両方が重要です。
どちらか一方を誤ると、将来的な後悔につながる可能性が高くなります。
正規認定施工店を選ぶ重要性
どんなに優れたXPEL製品でも、施工技術が伴わなければ、その性能を十分に発揮できません。
XPELの施工には、専用のトレーニングを受けたプロフェッショナルが、車種ごとの膨大なデータに基づいて精密なカットを行い、一枚一枚丁寧に貼り付ける高度な技術が求められます。プロテクションフィルムの施工に関する詳しい説明については、こちらの記事をご覧ください。
例えば、複雑な曲面を持つバンパーやミラーへの貼り付けは、数ミリ単位のずれも許されない繊細な作業であり、これは経験豊富な職人技によってのみ実現します。
信頼できる施工店を見極めるには、XPELの公式サイトで正規認定施工店のリストを確認することが最も確実な方法です。
正規認定施工店は、XPELが定める厳しい研修と基準をクリアしており、適切な知識と技術を持っています。
事前調査の重要性
プロテクションフィルムの施工を検討する際は、以下の点を事前によく調べることをお勧めします。
- 使用するフィルムのブランド(メーカー保証があるか)
- 施工店が正規認定店であるか
- 施工店の実績と口コミ
- 保証内容の詳細と適用条件
- 過去のクレーム対応の実績
これらの情報を事前に調べることで、後悔しない選択ができます。プロテクションフィルムの選び方についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事で徹底解説しています。また、プロテクションフィルムの詳細ページでも料金やメニューをご確認いただけます。
どの施工店を選べば良いか、判断に迷います。
XPEL正規認定施工店を選び、事前に実績や口コミを確認することが重要です。メーカー保証があるXPELを選ぶことで、店舗の経営状況に左右されない安心を得られます。
よくある質問(FAQ)
- プロテクションフィルムでメーカー保証があるのは本当にXPELのみですか?
-
はい、プロテクションフィルム業界において、メーカー保証を提供しているのはXPELのみです。
他のブランドは、店舗保証のみを提供していますが、高額な材料費のため、実際には対応が困難なケースが多く見られます。
メーカー保証があるXPELを選ぶことで、店舗の経営状況に左右されることなく、確実にサポートを受けられます。
- 店舗保証は本当に機能しないのですか?
-
残念ながら、多くの店舗では、高額な材料費のため、店舗保証によるクレーム対応が困難なのが現実です。
対応を行うと、店舗側が完全に赤字になってしまうため、よほど信頼できる優良店舗でない限り、保証対応は期待できません。
そのため、メーカー保証があるXPELを選ぶことを強くお勧めします。
- 中国製の安価なフィルムを選ぶと、本当にリセールバリューが下がるのですか?
-
はい、中国製の安価なフィルムは、数年で黄ばみやひび割れが発生し、剥がす際に糊が塗装面に残るなど、深刻な問題を引き起こします。
これらは、査定時に大きなマイナス要因となり、結果的にリセールバリューを下げてしまいます。
リセールバリューを高めるために施工したのに、逆に下げてしまうという本末転倒な結果になる可能性が高いです。
- XPELのメーカー保証はどのような内容ですか?
-
XPELのメーカー保証は、約10年間にわたり、フィルムの変色、ひび割れ、剥がれといった品質上の問題に対して適用されます。
万が一の問題発生時には、XPEL社が直接責任を持って対応するため、店舗の経営状況に左右されることなく、確実にサポートを受けられます。
- どの施工店を選べば良いですか?
-
XPELの正規認定施工店を選ぶことを強くお勧めします。
正規認定施工店は、XPELが定める厳しい研修と基準をクリアしており、適切な知識と技術を持っています。
XPELの公式サイトで正規認定施工店のリストを確認し、実績や口コミも事前に調べることをお勧めします。
- プロテクションフィルムを選ぶ際のポイントは何ですか?
-
プロテクションフィルムを選ぶ際は、以下のポイントを重視してください。
1. メーカー保証があるか(XPELのみ)
2. 正規認定施工店で施工するか
3. 製品の品質と耐久性
4. 将来剥がす際の安全性
価格だけで判断せず、長期的な視点で選択することが重要です。
まとめ
この記事では、プロテクションフィルム選びにおける重要な結論をお伝えしました。
- プロテクションフィルムでメーカー保証があるのはXPELのみ
- 店舗保証は高額な材料費のため、ほぼ機能していない
- 中国製の安価なフィルムは、リセールバリューを下げる原因になる
- どのお店でどのフィルムを貼るか、事前によく調べて慎重に検討することが重要
プロテクションフィルムは、愛車の価値と美しさを長く守るための重要な投資です。
価格だけで判断せず、メーカー保証があるXPEL製品を、正規認定施工店で施工することを強くお勧めします。
これにより、将来的な後悔を避け、愛車の価値を未来へ繋ぐことができます。
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