スタートラストのこだわり
日々取り組んでいる「こだわり」
仰々しいタイトルですが(;'∀')
お店選びで比較される皆様にとっては重要なお話だと思いますので、当店が常日頃から何にこだわって仕事をしているのか?について書かせていただきます。
目次
①材料へのこだわり
当店が作業で使用したり、お店として取り扱っている溶剤・材料・副資材はすべて、製造メーカーや内容物を把握したうえで取り寄せ・購入しています。要するに、中に何が入っているのか、何が使われている商品なのかが分からないものは、一切取り扱わないようにしております。
例えば、Aという商品を使用したとします。その商品によって発生した効果や効能・症状は、その商品をより深くより広く理解するために継続的に検証をしていく必要がございます。その際に、その商品の内容物が分かっていないと原因の追及が出来ませんよね?例えば、コーティング剤を組成している成分が「アクアミカ」なのか「シラン化合物」なのかによって特性が変わりますし、「その成分だからこうなったのかな?」などの予想をし、検証していくヒントにしなければいけません。
例として当店が採用しているコーティング剤について。
成分Aと成分B(内容物は秘密とさせてください)のベストな配合比率を見つけ出すことが出来たことによって、↓このような効果が発揮できるようになりました。
この動画は、「本当にコーティング剤で被膜が形成されるのか?」という実験です。なんと!同じコーティング剤でも被膜になるもの、ならないもの、あるんですよ。これを知らずに使っている業者は多いのではないでしょうか?
このようにコーティング一つとっても、材料の良し悪しで効果や効能、経過状況に大きく影響を及ぼしますので、化学的な知識など幅広い知識を吸収しながら見極める努力をしています。
②下地処理へのこだわり
我々の業界では、車に施す作業をひとまとめに「下地処理(したじしょり)」という言い方をしまして、横文字にすると「ディテーリング」という言い方をします。ディテーリングとは、英語のディテール(DETAIL)から派生した言葉で、正確には「auto detailing(日本語訳|車の細部をきれいに清掃、装飾し、ワックスがけなどを提供するサービス)」という使い方をするそうです。このページでは以下、ディテーリングと略させていただきます。
コーティング専門店は、1にも2にもディテーリングに徹底的にこだわっていると思います。特に当店では、技術の研鑽はもちろん道具、材料まで自社でテストを繰り返し、世の中に当社が求める基準や効能のものがなければ、直接製造業者に掛け合って作っていただくことまで取り組んでいます。
以下写真の中ですと、コンパウンド、バフ(研磨する際に使用する円形の研磨布)、ポリッシャーのヘッドは、当社オリジナルとして製造してもらったものです。
コーティング前のディテーリングの大まかな流れとしては、こんな感じです。
①鉄粉除去
②細部洗浄
③マスキング
④研磨
⑤研磨後の最終洗浄
このようにディテーリングとは、一つ一つの工程にこだわればこだわるほどとても時間がかかる作業です。新車でも場合によっては1~2日かかることがございます。ですので、短時間で施工するようなお店は、それなりの仕上がりにしかならないという事を理解して出されたほうが良いと思います。※新車より経年車へのコーティング料金が高い理由は、ディテーリングにさらに手間がかかるから、ということなんです。
研磨レベルについて
新車から経年車まで、車体には様々な症状が発生しています。その中でも特に愛車の美観を阻害している代表的なものが“ウォータースポット(雨ジミ)”、“線キズ”、そして“鳥ふん痕”です。これらには、研磨で解決できるものとできないものがあるんです。以下の図をご覧ください。
車体に発生する症状は上の図の他にも多々ありますので、簡単に「キレイにできます!」なんて言えないのが実情です。ですが、キレイにできない症状というのはボディー全体からすれば範囲が狭いので、解決できる範囲のほうが上回ることがほとんどです。ですので、見た目の美観は丁寧なディテーリングで大幅に回復すると考えていただいて大丈夫です。
また、コーティング前のディテーリングで一番大事となる「研磨(ポリッシュ)作業」においては、実際に車で使用されている最新の水性塗料を社で購入し、実際に塗装の方法まで習得したうえで、様々な形状のパーツに塗装をし、そしていろいろな研磨方法を試しました。
どうすれば美しくなるか?そして、どの手順でやればコーティング剤の効果が最大限発揮されるか?その結果、当社ではこのような手法にたどり着きました。
●最先端の下地処理|「プレコート」工法について
新車から中古車まで、塗装の表面は「ポーラス(多孔)」状態になっています。自動車の塗装は大まかにいうと、ベース塗装<カラー塗装<クリア塗装という順に塗られています。よって「クリア塗装」が一番上層にあるのですが、このクリア塗装の表面には小さな孔(あな)・窪みが無数に空いているんです。理由は下の図をご覧ください。
上図のように、塗装に混在しているシンナーなどの成分が揮発していく過程で、塗装表面に無数の孔・窪み(ポーラス状態)ができます。このポーラス状態は、顕微鏡レベルでしか見ることができないほどの小さなものです。実はこのポーラスがコーティング被膜の組成・定着に大きくかかわってくるのです。
新車には新車の、中古車には中古車の下地処理が必要!
一般的なガラスコーティング剤の粒子は、ポーラスの直径よりも大きなものがほとんどです。なので下地処理不足の状態でコーティングを施工しても、コーティング剤がポーラスに埋まってくれない為、形成される被膜と塗装面との密着度が弱くすぐ剥がれてしまいます。それを防ぐためにコーティング専門店では、新車でもお構いなしに塗装表面を削り、平滑にする作業をしてからコーティングをするようにしてきました。でも、以前から疑問に思っていたのです。新車や新古車に、本当にそんなことをしていいんだろうか?ここまで研磨が必要なのだろうか?と。だって、新車には新車の時しか味わえない状態というものがあるはずだからです。
「削る」から「埋める」への転換|新工法「プレコート」
新車時のオリジナリティーをできるだけ残した状態(出来るだけ研磨をせず)で、ポーラスの問題を解決するにはどうしたらよいか?当店が出した答えは「プレコート工法」です。この工法はナノレベルまで微細化した特殊硬化剤をポーラスに効率よく埋めていくというもので、最低限の研磨で表面を平滑化することができます。これにより新車時のツヤや塗装表面の肌感を、可能な限りオリジナルな状態で残すことが可能になり、しかもコーティング被膜の密着度が従来の何倍もの強さとなったことで、コーティングの効果維持期間を飛躍的に伸ばすことができるようになりました。
経年車の塗装も、オリジナリティーをできるだけ残したいものです。ただ、先ほどの図のように様々な症状が発生しているのも事実です。そこで当店では、研磨レベルをできる限り抑え、表面の孔や凸凹をうっすらと残した状態でプレコートをすることにしました。これにより「磨きすぎによる塗装の摩耗を減らす」こと、そして「磨きすぎないことで新車時の塗装のオリジナル性を残す」ことができるようになりました。
③その他のこだわり
他のページでも詳しくご紹介している内容もございますので、ここではこだわり項目だけを列記させていただきます。
・施工環境(ブース、冷暖房、湿度管理、照明の数および種類などなど)
・使用器具、機材
・無駄を省くためにできるだけ自作
事務所などの小建築物も自分たちでやりました
壁も塗装も自分たちでやりました
床の排水溝も自分たちで切って削ってやりました(笑)
・ホームページはすべて社長自作
・広告宣伝費は一切かけていません(お客様に負担が増えないように)
※どこかのコーティング屋のように、有名人を起用して宣伝なんてしたら、そりゃ施工費も高くしないといけません!
・代車の数
2022年3月現在、なんと13台!
※皆様にご不便をおかけしないように、との思いです。さらに、レンタカーの認可も取りましたのでレンタカーとしての貸し出しも一部の車両で可能となっております。
などなど
これら以外にも、とにかくお客様のためになる事を一生懸命考え、知恵と工夫で皆様に喜んでいただく・ご満足いただくために日々いろんなことに取り組んでいます!今後のスタートラストのこだわりに、ぜひご期待ください♪
最後に
愛車のことで疑問やお困りがございましたら、ぜひスタートラストへお気軽にご相談ください!
※当店で出来ない事でも、信頼できるお店のご紹介いたします!
例)板金塗装、各種リペアなど
コーティング専門店スタートラスト
【ホームページ】 https://start-trust.jp
【電話番号】 052-485-8803
【定休日】 第一・第三水曜日
【営業時間】 8:30~19:30
【メールアドレス】 contact@start-trust.jp
【問合せフォーム】 メールフォームはこちら>>
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ご来店もお気軽にお越しください♪スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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