他店とスタートラストのコーティングは、何が違う?
2022/03/31
世の中には多種多様な商品が存在します。それらの違いって、消費者の皆様がいまいちわかりにくいことって多いですよね?だから、ブロガーさんなどが書いている「商品比較ブログ」などを参考にして選ばれることが多いのではないか?と思います。
コーティング業界もまさしく同じです。商品名がお店ごとで違っていたりするので、何が何なのか分からない・・・という方、多いのではないでしょうか?
以下、おおざっぱに他店と当店の違いを説明させていただくつもりですが、もしかしたら少しだけ他店への攻撃的な内容も入ってくるかもしれません。ただ、出来るだけ正確な内容でお伝えするうえでの結果ですので、なにとぞ許容いただけますようお願い申し上げますm(_ _)m
目次
ディーラーのコーティングについて
「ディーラーのコーティングとおたくのコーティングって、何がどう違うの?」
お問い合わせの際によくめちゃくちゃ聞かれる内容です(笑)できる限り批判的ではなく、事実に基づいてお伝えさせていただきます。
明確な違い① 使用しているコーティング剤と施工環境
すべてのディーラーのコーティング剤を使用したわけではございませんが、大手ディーラーさんが採用している超有名なコーティング剤を数種類使用したことがございます。実際に下請けとして作業をしていた時期もございまして。
例えば、ディーラーでよく使用されているコーティング剤の一つ↓
2液性硬化型コーティング剤です。
2液性というのは、1の液剤と2の液剤を混ぜ合わせて使用したり、1液目を塗り込んだ後に2液目(硬化剤)を塗布する、という使い方をするんです。これらのメリットは、とにかく施工性が良い!という事です。要するに塗りやすい・拭きやすい・仕上がりやすい、という事です。
もっと平たく言うと、「誰がやってもトラブルが起きにくい、簡単な液剤」という事なんですね。
何故ディーラーさんはそのような液剤を使用するかというと、ディーラーは様々な人に作業をさせます。例えば自社のサービスマンやメカニックにやらせることもあれば、下請けを使って社外の業者にさせることもあります。要するに不特定多数の人にコーティング作業をさせることが前提となっているんですね。
ですので、可能な限り施工が簡単なものにすることで、コーティングの施工中や施工後に不具合やトラブルが発生しないようにしたいがためのコーティング剤が必要なんです。また、万が一施工に失敗したり、何かトラブルが起きても、あとから手直しがききやすい商品であったほうが都合が良いわけです。手直しがきく、ということは「磨けば取れる」という事です。ということは?
そうです、膜厚も厚くならない、硬さもそんなに出ない、密着度もそんなに高くない、「施工する側にとって、とても安心・安全なコーティング剤」という事なんです。裏を返せば「利用する側にとっては、そんなにスペックが高くないコーティング剤」と言い換えることが出来ますね。
ちなみに、我々が使用しているコーティング剤がこれ↓
(緑がセラミックコーティング剤、青が旧型のガラスコーティング剤、茶色がテスト中の新型セラミックコーティング剤、青の小さいのが新型のガラスコーティング剤。すべて別容器に移し替えているので写真では中身が写っていません。)
すべて1液硬化型コーティング剤です。(しかも一番右端のやつ、1本50mlしか入っていないのにウン万円もします(-_-;) めちゃくちゃ高価です・・・)
これらのコーティング剤、失敗が絶対に許されないとても危険な溶剤です。というのは、一度固まってしまったら容易には除去できない硬さ、厚み、密着度になります。
お恥ずかしい話、、、かなり前のお話なのですが、コーティング中にコーティング液のしぶきがバンパーの一部に飛んでしまい、それを見落として乾かしてしまったことがありました。施工した翌日の朝一にそれに気づき、すぐに除去作業に取り掛かったのですが、結果何をしても除去できませんでした。(お客様に謝罪し、バンパーを新品交換させていただき、再度コーティングを施工させていただきました)
それぐらい施工が超難しいコーティング剤を使用しています。ですので、1回1回の施工が命がけ、と言っても過言ではありません。だから当店ではコーティングの施工環境に徹底的にこだわらないといけないのです。(隅々まで完璧に見えるように、そして乾燥させるにあたって温度と湿度を管理できるようにしています)
ちなみにディーラーに、こんな環境ありませんし、用意もしてくれません。じゃ、ディーラーのコーティングってどこでどうやってやっているのか?
僕が某ディーラー(S社)の下請けで作業をさせていただいていたころは、屋根だけがあって周囲は壁もない場所で「洗車して、簡単に磨いて、コーティング剤塗ってください」と言われました。最高級メーカーのL社でも、軒下のスペースに車を置かれ「ここでやってください」と。。。そんな環境で、どうやって良い仕事をしろというんですか???って話です。できるわけありません。
仕事なので仕方なくやっていましたが、作業のたびに心が痛みましたね・・・
明確な違い② 料金のからくり
本ページを執筆している2022年3月現在がどうなのかは分かりませんし、各ディーラーによってもシステムが違うかもしれないので、あくまでも一例としてご理解ください。
●僕が下請けをしていたころ(2013年ごろ)の、料金のカラクリです。
例1:S社)
・お客様がディーラーに支払うコーティング代:86,400円
↓
・ディーラーが下請けに支払う金額(その当時、実際に当社がもらっていた金額です):18,900円
例2:G社)
・お客様がディーラーに支払うコーティング代:108,000円
↓
・ディーラーが下請けに支払う金額(その当時、実際に当社がもらっていた金額です):12,960円
え???と思われますでしょう?そうなんです、ほとんどがディーラーさんのマージンで抜かれてしまうんです。この抜かれたお金がどう使われているかは僕にも分かりません。もしかしたら値引きの枠として使われているのかな?
要するに、我々下請けとしては、18,900円や12,960円しかもらえないなら、その金額分の仕事しかできないし、その金額分の技術提供しかできない、という事なんです。
単純に言ってしまうと、お客様は10万円近くのコーティングをしたつもりでいるのに、実際は1~2万円分の仕事しかしてもらえていない、という事なんです。だから、ディーラーのコーティングに不満を抱えるお客さまが増えていく一方なんじゃないでしょうか?
【結論!】同じ88,000円を払うなら、専門店に払えば丸々88,000円分の仕事をしてくれます!その違いは圧倒的な差になります。
例えば、下地処理に使う時間。当店では下地処理に非常にこだわって時間を使っています。下地処理について>>
また上述したように、コーティング剤や使用するクロス、下地処理に使用する各ケミカルなど材料にもしっかりお金をかけています。だから、ディーラーさんと当店とでは仕上りや効果に明確な違いが生まれると当店は考えます。
※あくまでも当店の考えであります。他の目線では全く違う意見が出るかもしれませんので、広くいろいろなサイトを見ていただき、自分なりのご理解をしていただけると大変助かりますm(_ _)m
大手コーティングチェーン店との違いについて
各お店の奥深い内情まで知ることは出来ませんので、あくまでも当社がいろいろな方からお聞きした情報や、実際にチェーン店で施工したお車を見たり触ったりした結果としての考えをまとめさせていただいています。間違った情報がありましたらお教えいただきたく思います。
違い① 美観維持へのアプローチ(考え方)
現在、コーティングのチェーン店といえば皆様がご存じ!のキーパーさんを例に挙げさせていただきたいと思います。くれぐれも誤解なさらないようお願いをしたいのですが、当店はキーパーさんの使用している機材・溶剤を詳しく見たわけでも触ったわけでもございませんので、あくまでも世間一般的な口コミや、実際に利用されたユーザー様から直接お聞きした内容に基づいて、当店としての見解を述べさせていただきます。
恐らくキーパーさんが美観維持のために勧めていることは、ダメージを受けるトップ被膜の定期的な塗り替えだと思います。「トップ被膜に柔らかさ・しなやかさを持たせて、塗装にダメージを与えるもの(汚れや鉄粉・固着物など)を被膜に受け止めさせる。その被膜を1年に1回メンテナンスの際に剥がすことで被膜が受け止めた様々なダメージ物をキレイに取り除き、再度トップ被膜を乗せ直すことにより美しさをキープさせる」という考え方で組み立てられていると思われます。
要するに、定期的なメンテナンスが絶対に必須となる仕組みです。
それに比べ、当店が美観維持のためにコーティングに求めるものは、超長期で美しさを維持できる厚く強固な被膜です。「トップ被膜をできる限り硬度の高いものにすることで、被膜が受けるダメージをできる限り減らし、メンテナンスを定期的に受けていただかなくても良いようにする。それによってお客様にできるだけ無駄なお金を使わせないようにしながら、超長期で美観維持が出来るような仕組み」を目指しています。
要するに、定期的なメンテナンスがいらない、出来ればノーメンテナンスで美観が維持できる仕組みです。
例えが下手くそで申し訳ございませんが(;'∀')
イメージとしてはキーパーさんが使い捨てのゴム手袋に対して、当店が洗いながら何度も使える分厚い手袋、みたいな感じですかね(笑) 伝わるかな・・・・・(;^ω^)
違い② 信頼できる職人に担当してもらえるのか?
コーティングの効果は、施工の技術によって効果に差が出ます。当店のホームページトップに書かせていただいている内容です。
コーティング剤は“食材”と同じ。
どれだけ鮮度の良い高級な食材でも、それを生かすか殺すかは料理人の腕次第です。アルバイトが料理するチェーン店や、立派な店構えでも腕の良い料理人がいないお店では、満足のいく料理が出てこないのは当然です。コーティングもまったく同じです。
一つの商品に特化した専門店だからこそ、現場の職人が継続的に、その商品の経験と知識を得続けることができます。そして職人の技術力と理解力、応用力が日々成長・日々進化することによって、コーティング剤本来の力を引き出すことが出来るようになるのです。
要するに、大手チェーン店さんの最大のデメリットは、「誰が施工をするのか?が見えない」ことだと思います。
いくら高価なコーティング剤を使っても、使い方が悪ければ効果は発揮されませんし、美しく仕上がりもしません。
もちろん店舗によっては、腕の良い”本当の職人”のような人もいるのでしょうが、ユーザー様にとっては「どの店のどの人が腕が良いのか?」ってわかりませんよね?もし分かったとしても、その人が自分の車の担当になってくれるのかもわかりませんよね?これがチェーン店の最大のデメリットだと我々は思います。
逆に我々のような小規模専門店の安心感は、そこにあると思ってください。
専門の知識と技術を持った少人数精鋭の職人だけが、みなさんのお車を担当します。
違い③ 商売としてのコーティング
チェーン店は、様々なコストと闘っておられます。例えばフランチャイズ料だったり、広告料だったり、これらが自分たちの意思や経営状況などに関係なく徴収されていると思います。ですので、どうしても売上優先・利益優先の運営をせざるを得ないと思います。
例えば我々のコーティングでは、メニューにもよりますが、作業に平均5~6日ほどかけます。理由はホームページ内で詳しく説明をさせていただいておりますので是非お読みいただければと思います。
要するに、専門店として隅々まで丁寧に触ると、これぐらいの時間は絶対にかかるんです。
キーパーさんのメニューですと、わずか数時間で完了するメニューもあります。全コーティングメニューの平均でも2~3日ほどで終わってしまうものがほとんどのようです。
商売としては、わずか2~3日で8万も10万ももらえたら、とてももうかる仕組みだと思います。我々から見ても、うらやましい限りです(笑)でも、結局そういう取り組みが招く結果は、ディーラーさんと同じく「世間的な評価が悪くなってしまう」という悪循環につながりかねません。
当店は、以前からこだわり続けている「お車を徹底的に隅々まで丁寧に見る・触る」を継続してまいります。1台のコーティングに約1週間もかけるのは、非効率だと馬鹿にする人もいるかもしれません。でも、その非効率の中にこそ本来求めるべき結果があるのではないか?と当店では考えています。
コーティング剤の効果を徹底的に引き出す!我々はそこに常に挑戦し続けていきます。
最後に
愛車のことで疑問やお困りがございましたら、ぜひスタートラストへお気軽にご相談ください!
※当店で出来ない事でも、信頼できるお店のご紹介いたします!
例)板金塗装、各種リペアなど
コーティング専門店スタートラスト
【ホームページ】 https://start-trust.jp
【電話番号】 052-485-8803
【定休日】 第一・第三水曜日
【営業時間】 8:30~19:30
【メールアドレス】 contact@start-trust.jp
【問合せフォーム】 メールフォームはこちら>>
【LINEチャット】 LINEチャットはこちら>>
ご来店もお気軽にお越しください♪スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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